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※YouTubeショートをご覧になって、ここに来られた方も多いと思います。
まず最初にお伝えしておきたいのは、この記事は「答え」を押しつけるものではありません。
夫婦のお金の話が噛み合わない理由を整理し、自分たちで判断できる状態をつくるための記事です。
「ちゃんと貯めているのに、なぜ不安になるの?」
「そこまで心配しなくても大丈夫じゃない?」
このやり取り、決して珍しくありません。
多くのご夫婦が、老後資金や将来のお金の話になると、どこかで話が止まります。
理由はシンプルです。
お金の話をしているつもりで、実は“別の話”をしているからです。
相談現場でよく聞かれるのが、
という声です。
しかし、実際には収入差や知識差が原因になるケースはごく一部です。
本当の原因は、もっと根深いところにあります。
多くのご家庭で起きているズレは、ここです。
どちらが正しい、間違っているという話ではありません。
そもそも見ているものが違うのです。
夫は「残高」や「計算結果」を見ている。
妻は「暮らし」や「変化への耐性」を見ている。
この前提が揃わないまま話をすると、どれだけ数字を並べても噛み合いません。
ここで多くの方が、さらに状況を悪化させます。
これらを持ち出して、「平均的には大丈夫らしいよ」と話を終わらせてしまう。
しかし、平均は安心の材料にはなりません。
なぜなら、
これらが一つ違うだけで、結果は簡単に変わるからです。
「一応シミュレーションはしている」
「計算上は足りている」
それでも不安が消えない方がいます。
これは計算が間違っているからではありません。
前提を共有していないまま、数字だけを合わせているからです。
ここを言葉にしない限り、数字はただの記号にしかなりません。
多くの方が、
と考えます。
ですが、夫婦のお金の話においては順番が逆です。
先に必要なのは、考えを整理すること。
これらを並べて初めて、数字や制度が意味を持ちます。
ズレたまま年月が過ぎると、
こうしたケースが少なくありません。
逆に言えば、今の段階で整理できれば、安心感は大きく変わります。
最後に、大切なことを一つ。
お金の相談は、「答えをもらうための場」ではありません。
自分たちで判断できる状態をつくるための場です。
結論を急がなくても構いません。
まずは、夫婦で前提を揃える。
それだけで、話の空気は驚くほど変わります。
この記事が、ご夫婦でお金の話をするきっかけになれば幸いです。
※ 無理に結論を出す必要はありません。「整理する」という一歩だけで十分です。
退職金・老後資金を整理したい方へ
この記事を書いた人
Hajime Maeda(前田創)(AFP、実務経験20年)。夫婦の家計、退職金、老後資金をまとめて考える個別相談を行っています。
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