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教育費の貯め方はこれで十分|学資保険・NISA・預金の使い分けをFPが解説

2026.04.20

「教育費って、どうやって貯めるのが正解ですか?」

この質問は非常に多いです。

学資保険がいいのか、NISAで運用すべきか、それとも預金で堅実にいくべきか。

結論から言います。

教育費の貯め方に“1つの正解”はありません。

ただし、家庭の状況に合わない方法を選ぶと、途中で崩れます。

この記事では、教育費の貯め方を「シンプルに判断できる形」で整理します。

1|教育費の準備は「安全性」が最優先

まず前提として、教育費は老後資金とは性質が違います。

  • 使う時期が決まっている
  • 必要なタイミングをずらせない

つまり、教育費は減ってはいけないお金です。

この前提が抜けると、

  • リスクを取りすぎる
  • タイミングが合わない

といった問題が起きます。

2|教育費の貯め方は「3つの箱」で考える

教育費は、次の3つで分けて考えると整理しやすくなります。

① 確実に使うお金(安全資産)

  • 預金
  • 学資保険

これは「絶対に減らせない部分」です。

② 時間があるお金(準安全資産)

  • つみたてNISA

時間を味方にしながら増やす部分です。

③ 余裕があるお金(リスク資産)

  • 投資信託・株式

ここは無理に使う必要はありません。

3|預金は「つまらないけど最強」

預金は増えません。

ただし、減ることもありません。

教育費においては、この「減らない」という特性が非常に重要です。

特に、

  • 3〜5年以内に使う予定のお金

は、預金で持つのが基本です。

ここを投資に回すと、タイミングによっては大きく崩れます。

4|学資保険は「強制力」がメリット

学資保険は、最近は利回りが高い商品ではありません。

それでも一定のニーズがある理由は、

  • 強制的に貯まる
  • 途中で崩しにくい

という点です。

つまり、

「確実に残したい人向けの仕組み」

です。

逆に、途中で資金を動かしたい人には向いていません。

5|NISAは「時間がある部分だけ使う」

NISAは非常に有効な制度です。

ただし、教育費として使う場合は注意が必要です。

重要なのは、

使うタイミングまでに10年以上あるかどうか

です。

時間が短いと、

  • 相場の影響を受けやすい
  • 必要なときに取り崩せない

リスクが高くなります。

逆に、

  • 小さいうちから積み立てる

なら、有効な選択肢になります。

6|よくある失敗パターン

① 全部NISAにしてしまう

リスクを取りすぎるパターンです。

② 全部預金で持つ

安心ですが、インフレに弱いです。

③ 学資保険だけで完結させる

柔軟性がなくなります。

重要なのは、バランスです。

7|教育費は「貯め方」より「設計」で決まる

ここが一番大事です。

どの商品を使うかより、どう組み合わせるか

で結果は変わります。

たとえば、

  • 大学費用は安全資産で確保
  • それ以外はNISAで積立

このように分けるだけで、安定性は大きく変わります。

8|教育費は「老後資金」と切り離せない

教育費だけを考えると、判断を誤りやすくなります。

実際には、

  • 教育費
  • 住宅ローン
  • 老後資金

を同時に見ていく必要があります。

→ 教育費と老後資金はどちらを優先すべきか?FPが現実的な考え方を解説

9|まとめ:教育費は「守りながら増やす」

教育費の貯め方はシンプルです。

  • 減らせない部分は守る
  • 時間がある部分だけ増やす
  • バランスで考える

この3つで十分です。

教育費・老後資金・住宅ローンまで含めて整理したい方は、こちらも参考にしてください。

→ 総合マネー個別相談について

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