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「老後2000万円不足する」
この言葉に、不安を感じた50代の方も多いと思います。
ただし大切なのは、この数字をそのまま鵜呑みにすることではありません。
自分たち夫婦にとって、本当にいくら必要なのかを整理することです。
2019年6月3日、金融庁は「65歳以上の夫婦世帯では老後資金が約2000万円不足する可能性がある」
という報告書を公表しました。
この報道をきっかけに、SNSやメディアでは賛否両論が巻き起こりました。
炎上とも言える反応もありましたが、私はこの議論が起きたこと自体は意味があったと感じています。
なぜなら、多くの方がこれまで
という状態だったからです。
2000万円という“具体的な数字”が示されたことで、初めて将来を考え始めた方が増えた。
これは決して悪いことではありません。
ただし問題なのは、数字の大きさに圧倒され、
この流れに戻ってしまうことです。
その前に、ぜひ確認してほしいことがあります。
そもそも、その2000万円は「どういう前提」で計算されているのか?
2000万円不足という試算の根拠は、
夫婦2人で毎月約26万円の支出を前提にしています。
主な内訳を見てみると、次のような項目が含まれています。
ここで一度、立ち止まって考えてみてください。
50代以降、夫婦2人で毎月これだけ使うライフスタイルでしょうか?
もちろん、旅行や趣味を楽しむ「ゆとりある老後」は大切です。
ただし、それが毎月8万円近く必要かどうかは、家庭ごとに大きく違います。
この数字はあくまで「平均値」です。
あなたの生活費とはズレている可能性が高い、という前提で見る必要があります。
この試算には、次のような前提があります。
しかし現実には、
条件は家庭ごとに大きく異なります。
つまり、
2000万円で足りる人もいれば、不要な人もいる。
逆に3000万、4000万必要なケースもある。
大切なのは、世間の数字ではなく、
あなた自身の「現在地」と「将来像」を把握することです。
老後資金を考えるうえで、最初に確認してほしいのは次の4点です。
特に公的年金は、毎年届く「ねんきん定期便」や
ねんきんネット
で確認できます。
年金収入と生活費を比べて、
毎月いくら不足するのか(あるいは余るのか)を把握する。
ここが分かれば、老後資金の話は一気に現実的になります。
ご自身で計算してみて、
こう感じるのは自然なことです。
老後資金は、独学で調べ続けるほど時間だけが過ぎていきます。
また、無料相談やネット情報だけに頼ると、不要な金融商品を掴まされるケースも少なくありません。
私の個別相談では特定の商品を売るためではなく、
夫婦のライフプラン全体を整理することを目的にしています。
「何から手をつけるべきか分からない」
「老後資金を一度きちんと整理したい」
そう感じている方は、個別相談をご利用ください。
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