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2025年8月 豪雨による九州・中国地方の水災被害と備えの重要性

2025.08.13

2025年8月 豪雨による九州・中国地方の水災被害と備えの重要性

2025年8月、九州・中国地方を中心に記録的豪雨が発生し、各地で大規模な浸水被害が相次ぎました。
熊本県八代市に住む私の友人も、この豪雨で自宅が浸水し、家具や家電、床下などに大きな損害を受けています。

1|水災被害を受けた際の保険会社への請求方法

豪雨や台風による浸水は、火災保険の「水災補償」に加入していれば保険金の対象となる場合があります。請求には、次の手順が重要です。

  1. 安全確保:まずは身の安全を確保。停電や漏電の可能性がある場合はブレーカーを落とす。
  2. 被害の記録:被害箇所や損害品をスマホやカメラで撮影。浸水の高さが分かる写真も重要。
  3. 保険会社へ連絡:契約内容と補償範囲を確認し、速やかに事故受付。
  4. 必要書類の準備:罹災証明書(市区町村が発行)、損害品の写真、修理見積書、保険金請求書など。
  5. 調査員の立ち会い:保険会社の調査員による現地確認後、審査・支払い。

2|主な保険会社の連絡先(24時間受付)

保険会社 事故受付電話番号
損保ジャパン 0120-727-110(無料)
旧日本興亜損保でご契約のお客様:0120-250-119(無料)
あいおいニッセイ同和損保 0120-985-024(無料)
IP電話など:0276-90-8852(通話有料)
三井住友海上 0120-258-189(無料)
IP電話など:0476-31-3644(通話有料)
東京海上日動 0120-233-316(無料)
超保険:0120-110-894(無料)
楽天損保 0120-120-555(無料)
AIG損保 建物・家財:0800-170-2203(無料)
自然災害(台風・地震など):0800-919-4101(無料)
セコム損保 0120-210-545(無料)
Chubb損害保険 0120-011-313(無料)
共栄火災 0120-044-077(無料)
日新火災 0120-232-233(無料)

3|今後に備えてやるべきこと

  • ハザードマップの確認:今回被害があった地域も、市のハザードマップで浸水想定区域に含まれていました。事前に自宅や職場が該当するか確認しましょう。
  • 火災保険の見直し:水災補償が付帯されていない、または免責額が高い場合は見直しが必要です。
  • 避難経路と持ち出し品の準備:家族で避難ルートを共有し、非常持ち出し袋を玄関や寝室近くに常備。
  • 記録と連絡網の整備:万一の時、写真や動画で被害を残し、保険会社・役所・家族に迅速に共有できるように。

4|弊社のサポート

弊社では、お客様のご住所をもとにしたオリジナルのハザードマップを無料で作成し、その危険状況に合わせた火災保険・地震保険の見直し提案を行っています。
今回のような豪雨被害は、地形や過去のデータからある程度予測できる場合もあります。
「自分の家は安全」と思い込まず、一度確認してみることが大切です。

まとめ

2025年8月の豪雨は、九州・中国地方を中心に多くの地域に甚大な被害をもたらしました。
自然災害は防ぐことはできませんが、事前の備えと迅速な行動で被害を最小限にすることは可能です。
ぜひこの機会に、ハザードマップの確認と火災保険の見直しをご検討ください。

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