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終身保険は損か得か?…“得している人”に共通する条件とは?

2025.08.08

終身保険は損か得か?…“得している人”に共通する条件とは?

●「終身保険って損なんでしょ?」に対しての現場の答え

ネット上でよく見かける「保険は掛け捨てが正解」「終身保険は保険会社が儲かる商品」は、一部真実を突いています。
でも、それを鵜呑みにして“損な選択”をしている人も多く見てきました。

●終身保険で損をしていたAさん(60代・男性)の例

55歳で死亡保障1,000万円の終身保険に加入。月々の保険料は約3万円。
「相続対策」としてすすめられたものの、実際は独身で相続人も兄弟。10年後、解約しても元本割れ。
「高い授業料だったよ…」と漏らしていたのが印象的でした。

●一方で、終身保険を“上手に使って得していた”Bさん(70代・女性)

退職金の一部1,000万円を、5年払いの終身保険に。死亡時には1,200万円の非課税資産として子に渡せる設計。
「毎年、相続税が心配だったから安心できた」と、満足そうに語っていました。

●終身保険が“得になる人”の共通点

  • 死亡保障を資産として活用している(特に相続税対策)
  • 契約時の年齢が若く、保険料が安いうちに設計できている
  • 貯蓄では手が出ない金額を保険で準備している

●そもそも「損か得か」ではなく、「目的に合っているか」が全て

終身保険は保険であり、資産形成でもあり、「お金の出口戦略」にも使える手段です。

だからこそ、

  • 死亡時にどんなお金が必要か?
  • 子どもにどう残したいか?
  • 老後に現金化する可能性は?

といった観点から“活かし方”を考える必要があります。

●こんな活用方法も

  • 退職金の一部を一時払い終身保険で資産保全+相続対策
  • 契約者:親、被保険者:子で早期加入→教育資金や結婚資金にも活用
  • 医療・がん・介護と終身保険を組み合わせた老後の安心設計

●迷ったら、プロと一緒に“損得ではない判断軸”で見直しを

終身保険も、学資保険も、「目的を果たすための手段」です。
得か損かは、その手段が“あなたの目的”に合っているかどうかで決まります。

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