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なぜ「学資保険はやめたほうがいい」と言われるのか?現場で実感する“3つの落とし穴”

2025.08.05

●「銀行で学資保険すすめられたけど、どうなんでしょう?」という相談が増えている

最近、こんな相談が続いています:

「出産を機に銀行で学資保険をすすめられて、そのまま申し込もうとしてます」
「ママ友が“貯金代わりに学資保険がいいよ”って言ってたけど本当ですか?」

正直に言えば、今の学資保険は「メリットを理解した上で使わないと、失敗しやすい商品」です。

●実際にあった失敗ケース

名古屋市の30代夫婦。第一子の誕生に合わせて、保険会社の営業担当に勧められるまま、毎月2万円の学資保険に加入。
しかし、3年後に転職で収入が激減し、保険料負担が重くなり解約。結果、約70万円払って戻ってきたのは50万円台。

「こんなに戻ってこないと思わなかった」と、奥様のショックは大きいものでした。

●「学資保険の落とし穴」3つ

  • 返戻率にだまされる: 満期まで払い続けてこそ100%以上。途中解約は確実に元本割れ。
  • 使い勝手が悪い: 一部引き出し不可。急な出費に対応できない。
  • 目的とズレた保障がついている: 死亡保障が自動でついており、保険料が割高になっていることも。

●学資保険が有効に機能する家庭とは?

  • 毎月確実に支出を固定化したい
  • 他の資産運用に不安がある
  • 将来のお金に「手をつけない仕組み」を作りたい

●より柔軟で賢い選択肢は?

  • つみたてNISA: 資産運用としての選択肢
  • 終身保険の短期払い+学資活用: 保障と流動性を両立
  • 投信+現金のバランス設計: 時期・用途別に最適配分が可能

●迷うなら、セカンドオピニオンとして整理してみませんか?

当事務所では、保険だけでなくNISAや資産運用も含めて「教育資金づくりのベスト設計」をご案内しています。
「保険屋さんではなく、相談相手として」――そんなスタンスでお話を伺っています。

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