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名古屋で豊かな老後を送るための資金準備|“これから”を楽しむシニア夫婦へ

2025.06.13

こんにちは。フィナンシャル・デザインオフィスMAEDAの前田です。

「退職してからの人生、夫婦でどう過ごそうか?」

そんな話をしながら、週末に名古屋城までお散歩したり、ちょっと贅沢に名駅で食事を楽しんだり。
ご夫婦2人でゆったりと、でもアクティブに過ごす老後――いいですよね。

ただその一方で、「そのためには、いくらぐらい必要なんだろう?」「足りなかったらどうしよう…」という声もよくいただきます。

今回は、名古屋で豊かな老後を実現するために、どこから準備を始めればいいのかを3つのステップでご紹介します。

1|“なんとなく不安”を、まずは数字で見える化

たとえば名古屋で夫婦2人暮らしをした場合、月25万円くらいが生活費の目安です。

家賃:9万円(または住宅ローンなしの維持費)
食費:6万円
光熱費・通信費・交通費など:10万円弱

こうして見ると、1年で300万円、30年なら約9000万円。
こう言うと「そんなに必要なの!?」と驚かれる方もいますが、これは“ゆとりある暮らし”をベースにした試算です。

まずはご自身の暮らし方に合わせて、この数字を一緒に整えることから始めてみましょう。

2|“自分たちの資産”をどう組み合わせて使っていくか

年金が月20万円あれば、年間で240万円、30年で7200万円がまかなえます。
不足する分(月5万円)をどう埋めるかが、資金準備の要になります。

たとえば、2000万円の退職金がある場合、
1000万円は生活の備えとして預金に、もう1000万円は運用に回すという設計も現実的です。

仮に年7%で運用できれば、10年で約2700万円に。
大事なのは、**「いくら持っているか」ではなく、「どう使うか」**を設計することです。

3|運用は“一度決めたら終わり”じゃない

あるご相談者から「昔買った投資信託、放ったらかしにしてて…」と苦笑まじりに言われたことがあります。

実はこれ、よくある話です。

でも、インフレや為替、金利の動きが激しい今、定期的な見直しが老後資金を守る最大の防衛策になります。

私たちは、「買って終わり」ではなく、「変化に合わせて更新していく」プランをご提案しています。
それが、安心して“長く楽しむ”老後につながっていきます。

名古屋の“地に足のついた暮らし”を知っているからできる提案

名古屋の暮らしは、エリアによってかなり違いがあります。
栄や名駅での暮らしは交際費や外食費がかさみますし、郊外なら車の維持費や固定資産税がボディブローのように効いてきます。

「ネットの平均値」ではなく、「ご自身の生活リズムに合った設計」で考えることが、老後の安心感につながります。

あるご夫婦の実例から

先日ご相談いただいたのは、60代前半のご夫婦。
旅行や趣味も楽しみたいけれど、今ある退職金を減らしたくないというご希望でした。

ご提案したのは、「使うお金」「守るお金」「育てるお金」の3つに分けて資産を仕分けするプラン。
毎月の生活費とは別に、年1回の旅行費用を捻出する“楽しみ用資金”を設定したことで、「これなら楽しみながら暮らせそう」と前向きな表情に。

おわりに|数字だけでなく、“どう暮らしたいか”が答えを決める

老後の資金準備は、単なる計算ではなく、「どんな人生を送りたいか」を描く作業でもあります。

いくら必要か?よりも、何に使いたいか?どう暮らしたいか?
それを一緒に描いていくことが、私たちの役割だと思っています。

「うちはどうだろう?」と感じた方は、ぜひ一度お話ししてみませんか?

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