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「最近、なんか余裕がない」エンゲル係数28.6%のニュースは、あなたの家計の話です

2026.02.11

「最近、なんか余裕がない」
エンゲル係数28.6%のニュースは、あなたの家計の話です

2025年、日本のエンゲル係数は28.6%
44年ぶりの高水準と報じられました。

でも問題は「44年ぶり」ではありません。
あなたの家計で、去年より余裕が減っていないか。そこです。

1|年収1,200万円。なのに減っている

50代前半・名古屋在住のご夫婦。
世帯年収1,200万円。住宅ローンあり。子ども2人(大学・高校)。

家計簿を確認すると、こうなっていました。

  • 食費+外食:月13万円 → 月16万円
  • 光熱費:+1.5万円
  • その他固定費:変化なし

「収入は変わっていないのに、毎月3万円残らない」
エンゲル係数は21% → 27%に上昇。

生活水準は落ちていません。
でも、余白が消えています。

2|節約しているのに増えない40代世帯

春日井市の共働き世帯。世帯年収900万円。
手取り約60万円。食費11万円、外食3万円。

食費+外食の割合は約23%。数字だけ見れば問題ない。
でも実際は、次の条件が重なっていました。

  • 変動金利の住宅ローン
  • 教育費がこれからピーク
  • 貯蓄率が前年より低下

「投資をやめるべきか」で迷っていました。
問題は投資ではありません。
家計の余力がインフレに追いついていない。

3|あなたは当てはまりますか?

  • 最近スーパーで合計金額に驚く
  • 外食単価が上がっても回数は減っていない
  • 子どもの食費が急に増えた
  • 貯蓄率を把握していない
  • 去年より貯蓄が減っている

2つ以上なら、エンゲル係数上昇の影響を受けています。

4|本当に危ないのはここ

食費は削りにくい。
だから削られるのは、次の支出です。

  • 積立投資
  • 老後資金準備
  • 旅行や自己投資
  • 将来の安心

短期の防衛で、未来を削ってしまう。
これが今、最も多い構図です。

5|具体的にいくら影響するのか

手取り40万円の場合。

  • エンゲル係数23% → 食費9.2万円
  • エンゲル係数28% → 食費11.2万円

差は月2万円。年間24万円。10年で240万円。
これが“じわじわ効く”理由です。

まとめ

エンゲル係数28.6%は、経済ニュースではありません。
「最近余裕がない」「貯蓄スピードが落ちた」「将来が少し不安になった」
その感覚があるなら、家計構造が変化しています。

問題は「節約するかどうか」ではありません。
今の家計が、インフレ前提で設計されているか。
そこを一度、数字で確認する価値があります。

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