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老後相談で、ほぼ全員が口にする「やらなかった後悔」という共通点

2026.01.03

老後相談で、ほぼ全員が口にする「やらなかった後悔」という共通点

老後のお金について
「このままで大丈夫なのか」と感じたことはありませんか。

相談の現場でよく耳にするのは、派手な失敗談ではありません。

多くの方が口にするのは、「もっと早く見ておけばよかった」という、同じ言葉です。

それは、無謀な選択をしたからではありません。
多くの場合、判断する前に“見ていなかった部分”があっただけなのです。

ここでは、

  • なぜ多くの人が同じ後悔をするのか
  • 何を「見ていなかった」のか
  • 今からでも間に合う判断はあるのか

この3点を、実務の視点で整理します。

※ この内容は、ショート動画でも触れています。

1|「失敗した人」より「決めなかった人」のほうが多い

老後のお金の話というと、「投資で失敗した」「騙された」といった話を想像されがちです。

しかし、実際の相談現場で多いのはその逆です。

  • 何もしていない
  • 判断を先送りした
  • よく分からないから触らなかった

その結果として、

「特に失敗はしていないけど、不安だけが残った」

という状態になっている方が非常に多い。

やった後悔より、やらなかった後悔のほうが、長く残る。
これは現場で何度も確認してきた事実です。

2|なぜ人は「見ない選択」をしてしまうのか

後悔につながる共通点は、「判断ミス」ではありません。

多くの場合、理由はもっと単純です。

  • 数字を見るのが怖い
  • 夫婦で話すのが面倒
  • 正解が分からない
  • 今は忙しい

つまり、判断を誤ったのではなく、判断を避けた

「そのうち考えよう」
「今はまだ大丈夫」

この言葉が出てくるとき、本当は“不安がない”のではなく、不安を直視したくないだけというケースがほとんどです。

3|「平均」や「一般論」では、自分の人生は見えない

老後資金の話になると、

  • 平均的にはいくら
  • 一般的にはこう
  • みんなやっている

こうした情報が溢れています。

もちろん、参考にはなります。
しかし、それだけを見て安心してしまうと、自分の現実から目を離すことになります。

家族構成、住まい、働き方、健康状態、価値観。
これらが違えば、同じ制度・同じ数字でも結果はまったく変わります。

後悔の多くは、「情報不足」ではなく、「自分ごととして整理しなかったこと」から生まれています。

4|「今からでも間に合う」の本当の意味

ここで大事なことがあります。

この話は、「もう手遅れです」と言いたいわけではありません。

実際、50代・60代になってからでも、整理することで安心につながったケースは数多くあります。

ただし条件があります。
それは、完璧な正解を探さないこと

  • まず現状を知る
  • 選択肢を整理する
  • 何もしないリスクも含めて考える

これだけでも、不安の質は大きく変わります。

「やらなかった後悔」は、小さな一歩で止められることも多いのです。

5|相談に来る人が、最初にやっていること

実際に相談に来られる方が、最初にやっていることはとてもシンプルです。

  • 全部を決めようとしない
  • 今すぐ動くかどうかも決めない
  • ただ「整理」する

この段階で初めて、

「自分は、ここを見ていなかったんだ」

と気づく方が多い。

それだけで「漠然とした不安」から「向き合える不安」に変わります。

まとめ|後悔の正体は「失敗」ではない

老後の後悔の多くは、大きな失敗や特別な判断ミスではありません。

見なかったこと
決めなかったこと
先送りしたこと

この積み重ねが、後から静かに効いてきます。

もし今、少しでも引っかかるものがあるなら、
それは「動け」というサインではなく、「一度整理してみてはどうか」という合図かもしれません。

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「まず自分の状況を把握したい」
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