テーマ崩れゼロで移行成功した背景
前回の記事では、DNS切り替えの際に、
一瞬焦りかけたものの「触らない判断」で落ち着いて進められた話を書きました。
今回は、サイト移行で多くの人が最も不安に感じるであろう、
テーマやレイアウトが崩れなかった理由について振り返ります。
結果だけを見ると問題なく移行できたように見えますが、
実際には「これは崩れたかもしれない」と思った瞬間が何度かありました。
1|正直、一番壊れると思っていたのは「見た目」だった
WordPress移行の話でよく聞くのが、
「デザインがぐちゃぐちゃになった」
「どこを直せばいいか分からなくなった」
というケースです。
このサイトも、業者が制作したテーマをベースにしており、
正直なところ「自分で完全に把握している」とは言えない部分もあります。
だからこそ、
一番神経を使ったのは、見た目を壊さないことでした。
2|移行直後、「やはり崩れたか」と思った瞬間
実際、移行直後に特定のページを開いたとき、
文字間隔や余白が微妙におかしく見えた瞬間がありました。
正直、
「ああ、やっぱりテーマを触らないとダメか」
という考えが一瞬頭をよぎりました。
CSSファイルを開こうとしたのも事実です。
ただ、ここで手を出していたら、
何が原因で表示がおかしいのか、
余計に分からなくなっていたと思います。
3|まず疑ったのは「テーマ」ではなかった
そこで一度手を止め、
本当にテーマが壊れているのかを冷静に考え直しました。
確認したのは、次の点です。
- キャッシュが残っていないか
- 別のブラウザ・別端末で同じ表示になるか
- 一時的な読み込み不具合ではないか
結果的に、
表示がおかしく見えたのは、
キャッシュや読み込み途中の問題によるものでした。
ページを開き直すと、元のレイアウトに戻り、
テーマ自体には一切手を入れずに済みました。
4|「移行」と「改善」を同時にやらなかった
今振り返っても、
テーマが崩れなかった最大の理由はここだと思います。
移行のタイミングは、
「せっかくだからデザインも少し直したい」
という誘惑が強くなります。
ただ今回は、
移行はあくまで“場所を移すだけ”
と割り切りました。
これは家計相談で、
収支の見直しと投資商品の入れ替えを同時にやらないのと同じです。
一度に複数のことを変えると、
何が影響したのか分からなくなります。
5|「壊れなかった」のは運ではない
結果として、
テーマやレイアウトは、ほぼ手直しなしで移行できました。
これは運が良かったわけではありません。
- 違和感を感じても、すぐに触らなかった
- 原因を決めつけず、切り分けを優先した
- 移行と改善を分けて考えた
この判断の積み重ねが、
結果的に「崩れなかった」につながったと感じています。
サイト移行も、資産設計も、
変えない勇気が必要な場面があります。
6|次回は「バックアップとファイル転送」の話
次回は、作業としては地味ですが、
一歩間違えると致命傷になりかねない
バックアップとファイル転送について振り返ります。
ここでも、
「焦らず、戻れる状態を作る」ことが重要でした。
ご興味のある方だけ、引き続きお付き合いください。