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2025年10月13日は「スポーツの日」。
1964年の東京オリンピックを記念して制定された祝日で、「スポーツを楽しみ、他者を尊重する精神を培うとともに、健康で活力ある社会を願う」日とされています。
この日をきっかけに、自分の体と家計の健康、つまり「健康投資」と「資産形成」について考えてみませんか。
体を動かすこととお金を増やすこと――実はこの2つには驚くほど共通点があります。
健康投資とは、将来の医療費を減らし、人生の質を高めるために、今から健康に時間とお金を使うという発想です。
一見すると「支出」ですが、長い目で見れば立派な「投資」になります。
定期的な運動や食生活の改善は、将来の「医療リスク」に対する最大のリターン投資です。
金融資産1,000万円以上の方の多くが、健康面でも同じような姿勢を持っています。
それは「焦らず、無理せず、長期でコツコツ」。
健康管理も資産運用も、日々の習慣がすべてです。
短期間で結果を求めず、地道に積み重ねる人ほど成果を出しています。
2025年3月、経済産業省は「健康経営ガイドブック2025」を公表し、企業による健康投資を推進しています。
「健康経営銘柄2025」では53社が選定され、市場でも「人への投資」を重視する企業が評価されるようになりました。
また個人向けにも、政府がフィットネスクラブ利用費の一部を所得控除対象とする新制度を検討中。
“健康への投資”が、社会全体で支援される流れになっています。
スポーツやアウトドアを楽しむ方が増える今、意外と見落とされがちなのが「ケガの補償」。
最近は団体加入だけでなく、個人で入れるスポーツ保険が充実しています。
例えば、PayPayほけんの「スポーツプラン」は月470円から。
週末ランニングやゴルフ、サイクリングを楽しむ方にもおすすめです。
同時に、今加入している医療保険や傷害保険もこの機会に見直しておきましょう。
スポーツ中の事故が対象外になっていないか、重複契約がないか――健康な今こそ確認しておくべきタイミングです。
運用益への税金(約20%)がゼロになるため、長期運用の効果が大きく、住宅資金や老後資金にも柔軟に対応できます。
年収400万円の方が月2万円を積み立てると、年間約3.6万円の節税。
月6万円に増やせば、その節税効果は倍以上に広がります。
理想は、iDeCoで節税しながら老後資金を確保し、浮いた税金分を新NISAに回すこと。
健康と同じく「攻め」と「守り」のバランスが大切です。
金融庁は2025年6月、「資産運用サービスの高度化に向けたプログレスレポート2025」を公表しました。
個人投資家にとって透明性の高い環境を整えるため、以下の取り組みが進んでいます。
これまで投資を敬遠していた方にとっても、安心して始められる環境が整いつつあります。
ウォーキング30分、週2〜3回の筋トレ、スポーツサークルへの参加。
まずは「無理せず続けられること」から。
スポーツ中のケガが補償されるか、重複加入はないかを確認。
今週中に一度チェックしておくと安心です。
生活費の6ヶ月〜1年分を普通預金に確保し、投資はその先で。
“備え”がある人ほど、攻めにも強くなれます。
月1万円からでもOK。
節税+非課税のダブルメリットで、将来の安心を育てましょう。
健康診断のように、家計も年に1度見直しを。
必要に応じてFPなど専門家の意見を取り入れるのもおすすめです。
健康とお金、どちらも「続ける力」がすべてです。
一気に変える必要はありません。今日できる小さな一歩を積み重ねることで、人生は確実に変わります。
健康投資は最高のリターン。
そして、税制優遇を活かした資産運用は“未来の自分”へのご褒美です。
スポーツの日をきっかけに、体とお金の両面から“持続可能なライフデザイン”を考えてみてください。
──フィナンシャル・デザインオフィスMAEDA
参考:
経済産業省「健康経営ガイドブック2025」「健康経営銘柄2025」
金融庁「資産運用サービスの高度化に向けたプログレスレポート2025」
2025年度税制改正大綱(iDeCo改正関連)
公益財団法人スポーツ安全協会 ほか
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