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【緊急提言】「7月5日予言」の真偽より、いま“命を守る備え”を見直せ

2025.07.04

SNSを中心に拡散された「2025年7月5日に大災害が起きる」という都市伝説。
専門家は“根拠なし”と明言していますが、だからこそ——いま、備え直す絶好のタイミングです。

1|「7月5日に災害が起きる」との予言は本当か?

一部で話題となっている「7月5日に日本で大災害が起きる」という予言や都市伝説。これは漫画作品を発端としたものであり、科学的根拠は一切ありません。

Abema Timesの報道でも、気象庁の元長官・野村氏が「日時や場所を特定した地震予知は現状不可能」と明言しています(出典)。

ただし、南海トラフ地震のように「いつ起きてもおかしくない」とされているリスクは現実に存在しています。

✅ 信じるかどうかではなく、備えているかどうか。それが生死を分ける現実です。

2|怖がらず、現実的に備える。それが正しい防災

気象庁の発表によれば、南海トラフ地震の30年以内の発生確率は最大80%
また、7月上旬は例年「梅雨末期の大雨・土砂災害」の発生リスクが高まる時期でもあります。

「大げさ」と笑って油断するより、「何もなかったけど備えておいてよかった」と思える方が、はるかに価値があります。

3|非常持ち出し袋、“1か所だけ”では意味がない

備えているつもりでも、玄関に1つだけ置いてある状態では、災害時に取り出せない可能性があります。

想定されるリスク:

  • 夜間や停電時、玄関までたどり着けない
  • 倒壊や家具の転倒で移動が困難
  • 家族が別の部屋にいて、取りに行けない

有効な対策:

  • 各階・各部屋・寝室にミニ非常袋を分散
  • 車内・職場・外出用バッグにもセットを常備
  • ホイッスル・ライト・マスク・常備薬など小分けで配置

4|通信手段は“分散”が命を守る鍵

地震や台風などの非常時には、携帯回線が輻輳(ふくそう)し、「電波は立っているのに通話も通信もできない」状況が発生します。

通信トラブル対策:

  • 家族で携帯キャリアを分散(ドコモ/au/ソフトバンク/楽天など)
  • 災害用伝言ダイヤル「171」の使い方を確認
  • 防災アプリを事前インストール・通知ON・地域登録済に

おすすめ防災アプリ:

アプリ名 機能 特徴
NHKニュース・防災 地震・津波・気象警報 国営報道機関の信頼性
Yahoo!防災速報 地震・台風・避難情報 家族の地域も登録可
NERV防災 即時速報・通知 高精度で視認性も良好

5|地震保険、“契約してるだけ”では支払いされない

加入していても、「請求のしかたを知らない」「証券が見つからない」では、保険金はスムーズに受け取れません。

✅ 証券や契約番号が手元になくても請求は可能ですが、最低限次の情報が必要です。

  • どこの保険会社(または代理店)で契約しているか
  • 契約者の氏名・住所・連絡先
  • おおよその契約時期

備えるべきこと:

  • 自宅の被害写真をスマホで日付入り撮影
  • 保険会社名と問い合わせ先をスマホにメモ
  • 「全損」「半損」「一部損」の認定条件を事前に把握

地震保険は再建費用ではなく、生活再建の資金。火災保険金額の最大50%が上限です。

6|金融面の備えも“防災”の一部です

  • 現金(小銭含む)を最低3ヶ月分の生活費分キープ
  • 銀行口座・保険・証券情報をスマホやクラウドに保存
  • 火災・地震・医療保険の内容を定期的に確認・見直し

7|まとめ:都市伝説ではなく、「行動」が命を守る

「7月5日に何かが起きる」という予言は、科学的な裏付けはありません。
しかし、それをきっかけに防災意識を高めることには、確かな意味があります。

いざという時のために、今日できることを1つでも行動に。

✅ 最終チェックリスト(保存・印刷推奨)

  • 家族の携帯キャリアは分散しているか
  • 防災アプリをインストール・設定済みか
  • 非常袋は複数の場所に分散保管しているか
  • 災害用伝言ダイヤル(171)の使い方を把握しているか
  • 加入している保険会社名を家族全員が把握しているか

SNS投稿例(X・Facebookなど)

「7月5日予言」は気にしなくていい。
でも、“備えなかったこと”は、取り返しがつかない。
スマホの充電、非常袋の確認、家族の連絡手段。
今日、やろう。 #防災 #命を守る行動 #7月5日

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