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老後資金が足りない時の3つの対策|名古屋の暮らしを前提に考える

2025.06.06

こんにちは。フィナンシャル・デザインオフィスMAEDAの前田です。

「老後資金がこのままでは足りないかもしれない…」
そう感じるのは、決して特別なことではありません。

名古屋でご夫婦2人暮らしをされている方からも、「年金だけでやっていけるのか不安」「退職金の使い方が分からない」といった声をよくお聞きします。

ネットにはいろいろな情報が出ていますが、名古屋という地域での生活実感に合った対策を立てるには、やはり“自分ごと”として具体的に考えることが必要です。

今回は、老後資金が足りないと感じたときに、今からできる3つの対策をお伝えします。

1|生活費の見直しで“すぐにできる節約”を

まず一番手軽に始められるのが、毎月の支出の見直しです。

たとえば、名古屋でのご夫婦2人暮らしでは、月25万円ほどが生活費の目安ですが、通信費や雑費などの「固定費+変動費の中間項目」は見直しの余地が大きい部分です。

たとえば、月2万円を節約できた場合、10年で240万円の節約に。
収入を増やすのは時間がかかりますが、「出ていくお金を減らす」のはすぐに取り組めることのひとつです。

私たちは、無理のない節約の視点からも、支出バランスを一緒に整えていきます。

2|少額運用で“無理なく育てる”

「投資」と聞くと、大きな金額を想像して身構えてしまう方もいますが、月1万円からでもしっかり運用は可能です。

たとえば、月1万円を年利7%のファンドで10年間運用すれば、元本120万円が約172万円に育ちます。
少額から始めることで、リスクを抑えながら“運用の習慣”も身についていきます。

「いきなり100万円動かすのは怖い…」という方にこそ、少額スタートは安心感のある第一歩になります。

私たちは、生活に支障のない金額から、リスク許容度に合った運用設計をご提案しています。

3|年金以外の“新しい収入の柱”を考える

長生きするほど、「年金だけでは心細い」というのは、多くのご相談者が感じているリアルな声です。

たとえば、退職金の一部を高配当株ファンド(利回り年6%前後)に分けて運用すれば、1000万円で年間60万円(月5万円)の配当収入が見込めます。

これは、生活費の一部を“運用が生み出す収入”でカバーする考え方。
取り崩さずに済む金額が増えることで、将来への不安も和らぎます。

もちろん、「どれくらいを運用に回すべきか」は家庭ごとの状況によって違います。
私たちは、そうした個別の背景を丁寧にヒアリングし、無理のない設計を一緒に作っています。

名古屋の物価や暮らし方に合わせた現実的な対策を

名古屋では、中心部と郊外で物価や支出傾向が大きく異なります。
たとえば名駅・栄周辺では、外食や交際費が自然とかさむ一方で、郊外では車の維持費や固定資産税などが負担になることもあります。

「平均」では語れないからこそ、あなた自身の暮らしに即した設計が大切です。

実際のご相談者の声

60代ご夫婦から「このままだと老後資金が足りない気がして…」とご相談をいただきました。

現状の支出と収入を整理したうえで、まずは通信費と保険料の見直しを実施し、同時に月1万円の積立運用をスタート。
「何をすればいいのかが明確になってホッとしました」と笑顔で話されていたのが印象的でした。

おわりに|“不安の正体”が見えれば、対策は打てる

老後資金の不安は、「漠然としていること」そのものがストレスになります。

だからこそ、自分の暮らしと数字を一度しっかり照らし合わせて、「これならいけそう」と思える対策を持つことが安心への第一歩です。

私たちは、答えを押しつけるのではなく、あなた自身の考えや希望をベースに、「自分に合った対策」を一緒に考えていくことを大切にしています。

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