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老後資金にゆとりをプラス|少額運用で始める名古屋での暮らし

2025.05.30

こんにちは。フィナンシャル・デザインオフィスMAEDAの前田です。

「少しでも老後にゆとりを持たせたい。でも、まとまったお金があるわけじゃないし…」
そんなご相談を名古屋での面談でよくいただきます。

実際、老後の備えというと「数百万円単位の投資をするイメージ」があるかもしれませんが、月々1万円からでも、少しずつ“育てていく”ことは十分可能です。

今回は、「少額でも無理なく始めて、老後にゆとりをプラスする」ための考え方を、3つの視点からお話しします。

1|少額運用は“慣れながら備える”現実的な方法

たとえば、月1万円を年7%の利回りが期待できるアクティブファンドで10年運用すると、元本120万円が約172万円に。
少額でも、コツコツ積み立てることで、時間を味方につけることができます。

最初から大きな金額で始める必要はありません。
少額であれば、「まずは慣れてみる」という気持ちでスタートできるのも、大きなメリットです。

2|リスク分散が“安心して続ける”カギになる

たとえば月1万円をすべて米国株ファンドに投資すれば、10年で約208万円に増える可能性がある一方で、市場が下がれば大きく元本割れする可能性もあります。

そこで、5000円ずつを「米国株ファンド」と「バランス型ファンド」に分けるなど、資産を“分けて持つ”ことがリスク軽減につながります

私たちは、リスクだけでなく「自分がどこまで下げに耐えられるか?」という感覚の部分も大切にしながら、一緒に設計しています。

3|手数料と運用期間は“続けた後”に差を生む

少額運用でも「信託報酬」などの手数料はしっかりかかります。
たとえば、年1%の信託報酬で月1万円を10年運用すれば、累計で1万円以上の手数料が差し引かれることになります。

「たった1%」と思っていても、長期間で見ると、じわじわと運用成果に影響するのが手数料の怖さです。

私たちは、商品選びの際にこの“見えにくいコスト”まで含めて、一緒に検討することを大切にしています。

名古屋という“暮らしの現場”から考える運用設計

名古屋でご夫婦2人暮らしの場合、月25万円前後が生活費の目安といわれますが、名駅や栄周辺に住んでいたり、趣味や外食が多ければ30万円を超えるケースもあります。

「この支出、将来も維持できるかな?」
そんなときこそ、少額でも運用をプラスして“安心の余白”をつくることが有効です。

ネットでは、平均値や理想論が多く見つかりますが、私たちは名古屋でのリアルな暮らしの中で“自分らしく続けられる運用”を一緒に考えることを大切にしています。

実際のご相談者の声

60代の女性の方が、「少額で始めてみたいけど、損するのが怖くて」とお話しくださいました。

一緒にリスクのパターンや金額のシミュレーションをしたうえで、2つのファンドに分けて運用をスタート。
「これなら無理なく続けられそう」と笑顔を見せてくださったのが印象的でした。

おわりに|“ゆとりをつくる第一歩”は、小さな運用から

老後のゆとりは、一気に準備するものではなく、少しずつ育てていくものです。

月1万円、もしくはそれ以下の金額でも、あなたの生活にフィットした形で無理なく続けることで、将来の安心につながります。

ご自身の暮らしや価値観に合わせて、「どこから始めるか?」を一緒に考えてみませんか?

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