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投資信託で失敗しないために―“名古屋の暮らし”から考える3つの選び方

2025.05.27

こんにちは。フィナンシャル・デザインオフィスMAEDAの前田です。

「投資信託ってよさそうだけど、選び方を間違えたら損するんじゃないか…」

名古屋で面談をしていると、そんな不安をお持ちのご相談者とよく出会います。
ネットには「おすすめファンドランキング」や「これさえ買えばOK!」といった情報があふれていますが、本当にそうでしょうか?

投資信託は、“誰かの正解”が、あなたの正解とは限らない世界。
だからこそ、生活の現実と向き合いながら「自分たちにとってちょうどいい選び方」をしていくことが大切です。

今回は、名古屋という暮らしのリアルをベースに、投資信託で失敗しないための3つの選び方をお伝えします。

1|リターンの裏にある“波”を冷静に見る

投資信託には、「この5年で年13.3%のリターン!」といった魅力的な実績が並びます。
でも、そこだけを見て決めるのは危険です。

たとえば、米国株ファンドのような商品でも、▲10%、▲15%と下がる年も普通にあるのが現実。
「この下げ幅に自分が耐えられるか?」を見誤ると、思わぬタイミングで売却してしまうことも。

私たちは、グラフや数字だけでなく、“気持ちがどう動くか”という視点からも商品を一緒に見ています。
金融は数字ですが、“続けられる設計”こそが一番の成功条件です。

2|“見えにくい手数料”にも目を向ける

投資信託には、「信託報酬」という運用手数料がかかります。
たとえば年1%の手数料でも、1000万円なら年間10万円。10年なら100万円。

この手数料、実は**「気づかないうちに減っているお金」でもあります。
手数料が低い商品がすべて正解とは限りませんが、
「なぜ高いのか?」「何に使われているのか?」**という説明ができない商品には注意が必要です。

私たちは、お客様の立場に立って、手数料の“価値”を一緒に検証します。

3|“いつまでに、何のために”を明確にして選ぶ

投資信託選びで見落とされがちなのが、運用期間と目的の一致です。

たとえば、「10年後にリフォームしたい」「子どもが独立したあとの生活費を補いたい」など、ゴールが見えていればファンド選びは変わってきます

年利7%のアクティブファンドなら、1000万円が10年で1700万円になる可能性もありますが、それを「いつ」「何に使うか」がはっきりしていないと、意味がない運用になってしまうことも。

私たちは、商品の話をする前に、「どう生きたいか、何にお金を使いたいか」をじっくりお聞きしています。
そこから、逆算して設計するのが、本当の意味での“資産運用”です。

名古屋での暮らしに寄り添う“等身大”の設計

名古屋でご夫婦2人暮らし。月25万円程度が生活費の目安ですが、
名駅や栄エリアで外食やお付き合いが多い方は、30万円を超えることもあります。
一方で、郊外にお住まいの方なら、自家用車の維持費がかさむことも。

「平均」と「実際」には、ズレがあります。だからこそ、あなたの暮らしに合わせたプラン設計が必要です。

実際のご相談者の声

以前ご相談いただいた50代の方も、ネットで情報を集めすぎて、かえって何を選べばいいのか分からなくなっていました。

「結局、何を基準に選べば失敗しないんでしょうか?」というご質問に、
リスク・手数料・目的を1つずつ整理してご提案したところ、
「やっと自分の基準で判断できる気がします」と晴れやかな表情に。

私自身、その言葉に力をもらいました。

おわりに|“失敗しない選び方”は、誰かと一緒に考えること

投資信託の失敗の多くは、「よく分からないまま、なんとなく」で選んだ結果です。

だからこそ、自分の生活や価値観に合わせて、納得して選ぶことが何より大事。
そしてそれは、ひとりで悩むより、誰かと一緒に考えたほうがずっとラクで確実です。

フィナンシャル・デザインMAEDAでは、名古屋の生活に根ざした具体的なプランニングを通して、あなたにとっての“ちょうどいい投資信託”を一緒に探していきます。

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