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老後資金に“攻め”の選択肢を―名古屋で考えるアクティブファンドという運用法

2025.05.20

こんにちは。フィナンシャル・デザインオフィスMAEDAの前田です。

「このまま年金だけで、安心して暮らせるんだろうか?」

そんな不安を抱えて、名古屋で暮らす50代・60代のご夫婦が相談にいらっしゃることが増えてきました。

一度きりの人生。旅行や趣味も楽しみながら、余裕を持って暮らしていきたい。そんな希望を叶える手段のひとつとして、アクティブファンドという選択肢があります。

でも、「リスクがあると聞くと、なんだか怖い」「手数料が高いって本当?」といった不安があるのも当然です。今回は、そのアクティブファンドについて、**ネットには書かれていない“実務の目線”**から、3つの視点で解説していきます。

1|アクティブファンドって?―“プロに賭ける”投資信託

アクティブファンドとは、投資のプロであるファンドマネージャーが、市場の平均以上のリターンを目指して運用するタイプの投資信託です。

たとえば、「今後伸びそうな企業を厳選して投資する」といった動きをし、過去には年7%以上のリターンを出してきたものもあります。

ただし、当然ながらリターンの裏にはリスクもあります。
プロが運用するとはいえ、必ず勝てる保証はない。そこをどう判断するかがポイントです。

2|“損しても大丈夫”な金額で設計するのがプロの仕事

「10年で1000万円が1700万円に増える可能性」と聞けば魅力的ですが、逆に損失が出ることもある。たとえば▲20%なら、800万円に目減りしてしまうリスクも。

数字だけ見るとドキッとしますが、大切なのは「その下げ幅が来たとき、自分はどう感じるか?」という感情面の設計です。

私は、金額だけでなく“そのお金の役割”を一緒に見直しながら、運用プランを組んでいきます。「ここは守るお金、ここは増やすチャレンジ枠」といった使い分けをするだけで、精神的にもかなりラクになります。

3|手数料は「高い・安い」ではなく「元が取れるかどうか」

アクティブファンドは、信託報酬(いわば管理費)がインデックスファンドより高めで、1〜2%が一般的です。

これを「高いからやめよう」と考えるのもひとつですが、
「そのコストを上回る成果が見込めるのか?」「自分の目的に対して、それは必要な支払いか?」と冷静に判断するのが大切です。

私たちは、ただ“数字で比較”するのではなく、**あなたの資産全体の中で、どう役立つか?**という視点からご提案します。

名古屋の生活感をベースにした現実的な設計を

名古屋でご夫婦2人暮らし。生活費は月25万円前後が目安。
特に名駅エリアや覚王山あたりでは、物価が高く感じることもありますよね。

年金だけではちょっと心許ないと感じるなら、資産を少しずつ育てていく“投資”という選択肢は有力です。

ただし、ネット証券で感覚的に買うのではなく、暮らしに沿ったプランで運用を組み立てることが、結果として「続けられる安心感」につながります。

実際のご相談事例から

60代前半の男性から「アクティブファンドを始めてみたいが不安で…」とご相談がありました。

最初は、「損したらどうしよう」という気持ちが強かったようですが、
「この部分は守る。こっちは少しチャレンジしてみる」と設計し直したところ、
「これなら自分にもできるかも」と笑顔に。

私は、あのときの表情を今でも覚えています。金融は数字の話ではありますが、最終的に大事なのは、**“気持ちが納得できるかどうか”**です。

おわりに|“攻める資産”も、自分に合わせて

アクティブファンドは、“うまくいけば増やせる”可能性を秘めています。
けれど、「なんとなく選ぶ」のではなく、「今の自分に必要か?」を丁寧に考えることが、成功への第一歩。

ネットで探しても不安が消えないなら、一度、相談という形で“自分の答え”を探してみませんか?

私たちは、売りたい商品があるわけではありません。あなたの人生設計に、本当に必要なものだけを一緒に選んでいくことが、私の役割だと思っています。

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